時間をだいぶ遡りますが、左官屋さんに壁を塗ってもらいました。
もちろん家に壁がなかった!?なんてコトがあるわけないので古い上壁を剥がすところから作業は始まりました。
こんな風に。

家の内側のほとんど全ての壁が剥がされていきました。(ちなみにこの写真はちょっとした『事故』の産物です。)
この家の壁はうちのおじいちゃんが何度か自分で上から塗ってたのでえらい厚塗りになってたそうで、剥がしながら左官屋さんが『こういうのが大変なんです・・・。』とゆうてはりました。(__;)
ご迷惑をおかけします。。。
まぁ、それはさておき。
まず、

石膏を入れます。

んで、混ぜます。

それをひしゃく(?の様なもの??)ですくい、板の上に適量乗せます。

それを壁に塗っていくと・・・。

あら不思議。美しい壁の誕生です。
もうこれで十分なんちゃうやろか?と思うくらいです。
実際、

階段や、

二階の部屋、

廊下なんかは下地を塗ってそのままにしています。
綺麗でしょ??(≧∀≦)
え?分からん??綺麗なんです!!
もちろん、お店になる部分は

あったか~い感じの

ジュラク壁を塗ってもらってます。

これまた分かり難いですけど・・・。
まぁ、本物を見に来てください!というコトで。(^^;)
壁が塗られていくとだんだんと部屋が部屋らしくなって行きます。
『壁だけでだいぶ雰囲気が変わってくるもんなんですね。』と言うと、左官屋さんが『昔から、一・壁、二・襖、三・畳って言いますからねぇ。壁がしっかりすると部屋がしゃんとするんです。』とゆうてはりました。
なるほど。
ちなみにこの話を先生にすると『あぁ、天井とか柱は入らないんだねぇ~。』となんだか寂しそうでした。
やはり建築家はそこが気になるんですね。
大工さんのお仕事同様、へばりつき、かぶりつきで見学&写真を撮っていると『こんなん見てて楽しいですか?』と左官屋さんに聞かれてしまいました。
もちろんメチャメチャ楽しいです!!(^-^)v
『左官の仕事は終わりがないんです。この仕事やってる限りずっと勉強ですからねぇ。だから楽しいですわぁ。』と素敵なコトを言う左官屋さん。
もう『勉強』なんてする必要がないくらいのベテランさんばっかりやのに皆さん熱いです!!
魂入ってますからね。いや、張ってますからね!(≧∀)b

