そのひとつが『木製建具』。
木製建具とは。

襖とか、

障子とか、

こんなの(↑なんて言うの?)とか、

こうゆう引き戸とかです。
最近の家には当たり前の『サッシ』は勝手口と以前に改装したお風呂の窓くらい。

家中の建具を集めるとそれだけでえらい場所を取ります。
こんなにたくさんある建具ですが、家の歪みに長らく付き合っていたために同じく歪んでいたり、親方が新しく作ってくださった敷居と鴨居にうまくはまらなかったりするので調整せねばなりません。
それをしてくださるのがこの方、

縦ジマの四番、25番を背負ってサードを守るあの人によく似た建具屋さんです。
さて。
本日は勝手口入ってすぐのところの引き戸の調整に来ていただきました。
まずは、

外していた引き戸を一枚ずつはめ直して行きます。

きちっとはまるものもあれば、

ミリ単位ではまらないもののあるので、

鉋で削りながら微調整。
あまりにも早すぎて手元が写りません・・・。

こちらが建具屋さんの鉋。
右のは大工さんが使ってはるのに良く似ているけれど(同じ??)、左のがなんとも不思議な形をしております。

木製建具の幅に合わせてあるのでめっちゃ細い。

そして、二枚刃。
なぜ刃がこんなふうになってるのか聞きそびれたなぁ。。。ま、次の楽しみにおいとこう。(^-^)
話は戻って。

ある程度削り終えると試しにはめてみて、

削り足りないと・・・またほんのちょっと削ります。

タテにして、

ヨコにして、

またタテにして、

もっかいヨコにして、

タテにして・・・。
こうして、空調が何もない暑い部屋の中で汗だくになりながら建具屋さんのお仕事は進んで行きました。
親方が作ってくれはった敷居と大工さんが高さを直してくれはった鴨居の間に建具が綺麗にはまりこむ図はなんとも言えないワクワク感がありました。
改装現場はやめられへんわぁ~。(≧∀)b
襖紙とか障子を貼らはる時も楽しそうやなぁ~、とウキウキしていたら『あ、それは作業場でやります。』とサックリ言われてしまいました。
あ、やっぱりね。。。(T-T)
なにはともあれ、まだまだ直してもらわなあかん建具が山ほどあります。
得点圏打率2割9分7厘(7月29日現在)の勢いでよろしくお願いします。m(__)m