それは襖の向こうに隠れて人の目には触れない空間。
ちょっとボロっとなってても『まぁええか・・・。』と放って置かれやすい空間。
そう、60年以上放っておいたらこんなになってしまいました・・・。(__;)

これは階段下。

で、こっちが床の間横の押入れ。
どちらも『ボロっ・・・』以上な状態です。
さてさて、どのようになるのでしょうか???
まずは階段下から。

根太を作って、↓↓↓

断熱材を敷き詰めて、↓↓↓↓

板を張ります。

体の大きな親方が、階段前の小さな空間から床下に入って

下からもしっかりと床を固定して行きます。

階段を裏側から補強して↓

板を張ったら↓↓

こんな風になりました。

後ろの壁にも板を張ったら、ここにも柱を入れて閉じていきます。

こんな感じになりました~。(*^-^*)

あのボロさ加減からは考えられないくらいに綺麗です。
普通に部屋として使えそうです!!
お父さんの部屋にしようかなぁ~?(笑)
続いて、床の間横の押入れ。

こっちもまずは床を直してから。

あれ?親方、階段でも作ってはるのかしら??

あ、天井板を張るための基礎ですね。
失礼しました。

正面も↓

側面も↓↓

板を張ったら↓↓↓

もう前の姿を思い出せないほどの美しさ!!
これで終わりじゃございません。

この板が、

このように切られ、

親方によって、

こうなります。

親方、板を削ってどうしはるんですか?

あ!?

こうなるわけですね!!

親方が『もうひとつくらい棚をつけた方が良いじゃないですか?取り外し出来るようにしときますし。』と言ってくれはったので・・・。

お願いしました!!(≧∀)b
こうして、めっちゃ綺麗でカッコイイ押入れが出来上がったのです。
どちらも襖で隠してしまうのがもったいないくらいの素晴らしい出来上がり!
先生も『これ、見せたいよねぇ~』とおっしゃってました。(^-^)
同感です!!
お店に来てくれた人に『えぇやろ~!』とわざわざ襖を開けてみせたいです。
いや、むしろ襖をやめる??
押入れ。
それは襖の向こうに隠れて人の目には触れない空間。
しかし!たかが押入れ・・・と侮ることなかれ!!
『たかが押入れ、されど押入れ』。